現在89歳、キャリア70年を誇る精神科医・中村恒子。<br />今なお現役で患者と向かい合うのは、「求められているから」。<br />彼女の言葉には余計な力が入っておらず、それでいて愛にあふれ、出会った人すべてを元気にする不思議な力が宿っている。<br />そんな恒子先生の生き方を、同じく精神科医にして作家の奥田弘美氏が聞き書き。<br />関西弁のやさしい語り口で、人生を「うまいことやる」方法を教えます。<br />