<東京大学の名物ゼミ>人の気持ちがわかるリーダーになるための教室
【内容紹介】東京大学教養学部には、通常のゼミナールのほかに学生自治会が主催する自主ゼミがあります。
この本は、10年以上も続いている「栴檀(せんだん)ゼミ」の講義録をもとにして生まれました。
栴檀ゼミでは、古今東西の名著をみんなで読み、「情のあるリーダー」の考え方、行動の仕方について学びます。
強いリーダーは「知・情・意」を高いレベルであわせもっていなくてはなりません。
ただ、いくら知識があっても、意志が強くても、「情」のない人に人はついていきません。
「情」とは何かを知ることが、人に信頼されるリーダーになるための第一歩です。
学校で「情」については教えてくれませんが、幸いなことに、世の中には「情」を学ぶための材料がいくらでもあります。
もっとも効率がよいのが本でしょう。
著者の主張がしっかりした本、物語りの輪郭がはっきりした本を中心に選び、「情のあるリーダーだったとしたらこんなときどうするだろう」「情のあるリーダーはこのような考え方に賛同するだろうか」などと考えながら読むことで、「情」が鍛えられます。
栴檀ゼミでは名著を読んで話し合い、より深く考えるための演習をまじえながら「情のあるリーダーシップ」を学んでいます。
本書にはゼミで使っている課題図書とその読み方のヒントなどを一人でも学べるようにまとめました。
グループでできるエクササイズも入っていますので、読書会を開くのもよいでしょう。
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