ボールマンがすべてではない バスケの複雑な戦術が明らかになる本
「今さらバスケの戦術?って思うかも知れませんが、結構知らないことが出てくる、すごく深い本です」千葉ジェッツふなばしの富樫勇樹選手、推薦! ゲームが止まらず、次から次へと連続的にプレーが展開され、なにをしているのかがわかりにくい。
結局、豪快なダンクや長距離砲のスリーポイント、トリッキーなパスなど派手なプレーばかりに目がいく。
そんな派手なプレーも、じつは綿密に計算された戦術から生み出されているのに……それは、なぜなのか? 5人のプレーヤーがオフェンスにもディフェンスにも参加し、どのプレーヤーもシュートを打つ。
各ポジションの役割がそれほど区別されていないからこそ、‘なんでもあり’の印象を与えてしまう。
さらに、背が高くて、身体が大きい選手がいるほうが有利。
そんな諦めムードにも似た見方もある。
皮肉なことに、バスケットボールというスポーツを面白くしている特徴が、逆に戦術を見えにくくし、わかりにくいものにさせてしまっている。
しかし実際のゲームでは、連続的に繰り返される攻防の中に両チームの戦術が展開されている。
そう、「勝つ」という意思を持った戦術が存在しているのだ。
その攻防は、プレーする者も、見る者も、どちらも魅了するものだ。
指導者・プレーヤーにとっては、戦術を理解することはなによりも勝利への武器になる。
観戦者にとっては、目の前のゲーム内の戦術に気づき、理解することでゲームが飛躍的に面白いものになる。
読めばバスケが100倍面白くなる、みんなが欲しかったバスケ戦術の教科書!
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