夫が透析を開始してから最期の時までの闘病生活を丁寧に綴ったノンフィクション。<br />健康な時は気づかなかった相手の存在の大きさに気づき、相手を思いやる気持ち、また相手を支える強さが芽生えるなど、病気を機に夫婦関係に現れる変化に目を向ける。<br />闘病の渦中で変化していく体、それに対して変わっていく感情、想い。<br />短い文章の中に様々な気づきを得ることができる。<br />