なぜ、はたらくのか
東京・新橋駅のガード下、わずか6坪の理髪店がある。
「バーバーホマレ」。
1953年の開店以来、ずっとハサミを握り続けた一人の女性・理容師がいた。
加藤寿賀、享年94歳。
15歳で理容師修行を始めてから94歳で亡くなるまでハサミを置くことはなく、関東大震災、第2次世界大戦を生き抜き、はたらき続けた彼女の残した、魂の言葉。
「自分のために働くとか、夢のために働くなんて、とんでもない。
人さまのために働くのです。
端を楽させるために働くから、『はたらく』なのです」。
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