古布を着る。
60代女性作家ユニットがつくり出す古布の1点ものが、多くの人を魅了している。
全国の骨董市を巡って収集した、味わい深い襤褸(らんる)と呼ばれる古布を材料に、服、バッグ、帽子、ストール、エプロンなどを手づくり。
昔の人が生活の中で大切に使い続けた着物や野良着、半纏(はんてん)、蚊帳(かや)、布団がわ、米袋、酒袋、角袋などは、薄くなったり、破れたところを繕っては使い、また繕っては使い続け、その繕い跡が美しい意匠のようになっている。
また、法被(はっぴ)、幟旗(のぼりばた)、花嫁道具に掛けられた大風呂敷など晴れの日の布はそのキレのあるデザインが新鮮。
それらの布の魅力を最大限活かして手づくりされる作品には、他にない希少性と、パワーがある。
手仕事のぬくもりや、主に紺(藍染め)とブラウン(柿渋染め)が中心の洗練された二人のセンスも人の心を引きつける。
自分にぴったりのこだわりの一着を探している人、必見。
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