痛い靴がラクに歩ける靴になる
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痛くてはけない靴を「ラクに歩ける靴」に。
’靴は売らない靴屋’が伝授する目からウロコのインソール(中敷き)テク。
せっかく買っても、痛くてはけない靴が日本人女性の靴箱には平均16足、眠っているという(著者調べ)。
その主な原因は、靴の中での「足の前すべり」。
「前すべり」をなくせば、靴はグンとはきやすくなる。
「前すべり」防止の最強グッズは「インソール」。
「インソール」というと、大きい靴のサイズ調整に使うもの、と思っている人が多いが、実はインソールには多種多様な製品があり、その目的もさまざま。
現代の日本人女性の足は華奢になっていて、「甲高幅広」の人は少ない。
にもかかわらず、依然として幅広の靴が多く出回り、消費者も一見ラクな幅広の靴を選びがち。
だが、幅広靴をはくと、靴の中で足が前にすべって、指が曲がり、かかとが抜け、足の曲がる位置と靴の曲がる位置が一致せず、足に不要な負担がかかるため、開張足や外反母趾の原因にもなる。
インソールで前すべりを防止すれば、それらはすべて解決。
靴で悩むすべての女性に。
西村 泰紀:1958年東京生まれ。
靴のコンサルタント「シューフィット・神戸屋」店主。
大手メーカーに23年勤務し、営業・事業企画を担当。
47歳で義父の家業、明治27年から続く神戸元町の老舗靴店「コウベヤ」の経営を引き継ぐ。
その間、(株)村井主催のシューフィットアカデミーで阿部薫教授より中敷き調整技術を習得。
2009年「コウベヤ」を閉店し、2010年1月、新宿に中敷き調整の専門店として「シューフィット・神戸屋」をオープン。
「痛くないパンプスをすべての女性に届けたい」の一心で「靴は売らない靴屋」として7年間で5000人以上の足を計測し、アドバイスを行う。
その評判を聞きつけ、日本全国、海外からも来店者が殺到。
予約の取れない人気店となっている。
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