11人の看護師が伝える、おだやかに逝くヒント
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家で死ぬってどういうこと?後悔なく看取るためには?自分らしく生き抜くとは? 全国津々浦々11人の看護師が見た、ザ・看取り看取り期=終末期の患者さんを主に在宅で看護する訪問看護師=「看取りナース」は、さまざまな光景を目にします。
訪問看護師は、看取り期のキーパーソン。
在宅医と家族・本人との間に立って奔走します。
疎遠だった家族がいつの間にか団結していたり、「できるだけ人の世話になりたくない」という思いを遂げた夫婦だったり最期まで好きな畑仕事で施設の管理者を指導したり、末期がんの30代の青年が残される両親を気遣っていたり。
北海道から九州まで、日本全国11人の看護師さんが、心に残った看取りのケースを紹介します。
看取る側も、看取られる側も、満足して逝けるヒントが詰まった実話集。
★目次 第1章 おだやかに逝くヒント 第2章 施設を上手に利用する 第3章 看護師、親を看取る 第4章 悔いが残った看取りもある第5章 地方の看取り・都会の看取り第6章 山あり谷あり、家でよかった村松 静子(むらまつしずこ):日本赤十字中央女子短期大学卒業。
日赤中央病院、秋田県立脳血管研究センター勤務後、日赤医療センター初代ICU看護婦長となる。
業務外で有志で訪問看護ボランティアを始めるが、その活動に限界を感じ、1986年、日本初の民間の看護組織「在宅看護研究センター」を設立。
在宅看護の第一人者として、在宅看護の支援態勢づくりに奔走する。
国の委託でガイドライン作成にも尽力、看護教育にも力を入れる。
日本赤十字九州国際大学客員教授。
2011年、フローレンス・ナイチンゲール記章を受章。
『自分の家で死にたい』(海竜社)、『家族を家で看取る本』(主婦の友社)ほか著書、監修多数。
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