悦な収納のすすめ
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求めているのはモノを出すたび、戻すたび、家事をするたび「なにこれ、ラク?! 」と悦に入る収納。
【本書「序章」より】わたしにとって片付けは、「やらなきゃいけないこと」という意識でとり組むものではありません。
家に入るときは靴を脱ぐように、歯を磨いたら口をゆすぐように、モノを使ったら元の場所に戻す。
だから「さてやらなきゃ」とはいちいち思わないのです。
ただ、時折こうはいかないときがあります。
「あ?あ、めんどうだな」と感じて最初の一歩が重い感じ。
それが、収納の仕組みに問題があるサインです。
なにも思わず、頭を使わず、体が自然と動いてサッサカ片付けられるためには‘ラクな収納’である必要があります。
収納が‘モノが片づいていく道しるべ’となっていれば、意識せずとも自然に片付けられる日常が待っています。
というわけで、片付けをするのに頭を使う必要は本来ありません。
頭を使うのは、「どうすればラクに片づく収納にできるか」という最初の時点。
収納をよくしていくごとに、片付けは天井知らずでラクになっていきます。
思ってもみなかったほど「なにこれ、ラク?! 」となったとき、そこに悦な収納は出現するのです。
片付けが無理なく、ラクに続くための収納術を提案する整理収納コンサルタント。
子どものころから整理整頓好きで、生粋の片づけ魔。
2010年に整理収納アドバイザー1級、2011年に整理収納コンサルタントの資格を取得後、個人宅向け整理収納サービスをスタート。
訪問件数は200軒を超える(現在は休止中)。
2016年に長男を、2018年に次男を出産。
二児の母として奮闘する日々の中でも、悦な瞬間を求めて収納の更新に余念がない。
ブログと同タイトルの『片付けたくなる部屋づくり』(ワニブックス)のシリーズはロングセラーに、近著に『暮らしは今日も実験です』(大和書房)がある。
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