がん体験をナラティブ(物語)としてまとめ、人前で話す。<br />するとマイナスに思えた体験が語り手・聞き手双方にプラスの効果をもたらす――。<br />そんな「病いの語り」のメカニズムと教育・啓発活用に用いる際の注意点などを記す。<br />がん患者支援を行うNPO法人が札幌市の「がんの語り手養成事業」の成果をまとめた本。<br />