入門 実践する統計学
統計で数字に隠された本当の意味がわかるみるみる身につく統計学本書の特徴は3つです。
第1の特徴は、豊富な実用例です。
これらの実用例は、経済学、経営学、保険、スポーツ、医療、教育、心理学など多岐にわたっています。
初学者にとっては、統計学がどのように役に立つのかを知ることは、統計学を学ぶ意識を高めるだけでなく、統計学を実際に用いるうえでも有用な知識となります。
これらの実用例を理解することで、単なる理論体系ではなく、「生きた」知識として統計学を身につけることができます。
第2の特徴は、高等学校初級年程度の数学で内容を理解できるようにしたことです。
証明はできるだけ詳細に記述し、証明の理解が容易となるよう心がけました。
本書では、章末に証明がまとめられていますが、必ずしもこれらを読まなくても、各章の概要が把握できるようになっています。
第3の特徴は、上級の専門書を読むための基礎を本書によって身につけられることです。
統計学の入門書と上級書の間には大きな隔たりがありますが、本書はその橋渡しの役割を果たすことでしょう。
(「はしがき」より
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