辺境から中心へ
榊原英資氏の日本論です。
日本は豊かな自然に恵まれ、辺境にあるがゆえに外国からの侵略もなく、独自の文化をじっくり育てることができました。
今後、高い経済成長こそ望めないものの、成熟社会としては理想的な状況にあるのではないか、と著者は言います。
ヨーロッパ人たちが森を切り開いて生きてきたのとは対照的に、日本人は自然に畏敬の念を持ち続けてきました。
欧米先進国の間では、このような日本文化にあるものの見方・考え方に注目する人々も増えているようです。
日本人が知らない日本を再発見させてくれる著作です。
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