世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。
●DXの本質はデジタル技術と合理的なマネジメントの融合●実践する上で不可欠なのはGAFAな働き方サブスクリプションサービスの立ち上げ、バックオフィスのデジタル化などに成功して、デジタルトランスフォーメーション(DX)に成功したと考えてはいけない。
「デジタルビジネスの成功=DXの成功」ではないのである。
DXは、社内外の仕事を、デジタル技術を活用して、その品質、スピードを最大にして、コストを下げた上で、コストパフォーマンスを最大にすることを目指す。
その成果を成功の基準とするのが正しい。
これを実践して成功しているのが、GAFAである。
GAFAのエンジンは、デジタル技術である。
彼らはデジタル技術をテコに、外に向けてビジネスを展開し、それと同時に、そこで得た知見を従業員の働き方にも適用している。
つまり、社内と社外のビジネスプロセスにデジタル技術を活用し、最適化している。
GAFAやデジタルネイティブ企業にとってはDXは「今さら」なのである。
一般的な企業に必要なのは、その企業がもつ「アナログな強み」を活かしてビジネスモデルを再構築することだ。
そのビジネスモデルを遂行するのに、最適な仕事のやり方を探すのがDXの課題である。
そして、その課題に対する答えが、GAFAのやっている仕事のやり方、つまり「GAFAな働き方」なのである。
それを簡単にいうと、デジタル技術をうまく使って、生産性を「自分らしく」、つまり個々人にあったやり方で高めていくのである。
本書にはDXを可能にする「GAFAな働き方」を実践するための実践的な知恵がつまっている。
「DXを達成したい」と考えている経営者、「DXの推進、頼んだよ」と言われて困っている中間管理職、経営企画部の方は得るものが多いはずだ。
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