無と意識の人類史
新型コロナウイルスの出現、大規模災害をもたらす気候の激変と温暖化、グローバル資本主義による格差と分断…人類は「拡大・成長」と「不老不死」の夢を未来永劫、追い続けるのか。
地球規模での「第三の定常化」時代に向かう現在、人類が「無」をどう捉えてきたかを遡りつつ、私たちの世界観、生命観、死生観の在り方を壮大なスケールで問いなおす。
人口減少・定常型社会の社会保障、コミュニティ、死生観、哲学等、ジャンル横断の研究・発言を続けてきた第一人者による人類史への気宇壮大なアプローチ。
[第一の定常化]ホモ・サピエンスの増大 →転換1「心のビックバン」[第二の定常化]農耕と都市の拡大 →転換2「枢軸時代/精神革命」[第三の定常化]近代の進歩 →転換3「地球倫理」へ人類は新たな「生存」の道への転換を図れるのか?「狩猟採集社会や農耕社会それぞれの拡大的発展において、それが資源・環境的な制約にぶつかった際、人間はそれぞれ『心のビッグバン』『精神革命』という大きな意識転換あるいは従来になかった思想ないし観念を生み出し、…新たな『生存』そして『創造』の道を見出していったのだ」(本文より)
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