大王製紙社長の長男として、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、東大法学部に現役合格。<br />27歳で赤字子会社を立て直し、42歳で本社社長就任。<br />順調な経営、華麗なる交遊……すべてを手にしていたはずの男はなぜ‘カネの沼’にハマり込んだのか? 創業家三代目転落の記。<br />そして、刑期を終えたいま、何を思うのか――。<br />出所後の独白を加え文庫化!