遺書 東京五輪への覚悟
ガン、五輪の闘いのすべてをここに書き残すことにした。
私はいま、二つの闘いを進めている。
一つはもちろん、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を成功させる準備。
もう一つは、私のガンとの闘いである。
(中略)新しい治療薬の効力がなくなれば、この世とのお別れになる。
私のこの闘いの軌跡をこのまま墓場に持って行くのは、あまりに虚しい。
(中略)この闘いの中で知り得たこと、記録に留めておくべきことは書き残しておきたい。
それで、あえて「遺書」としてまとめた。
―――「はじめに」よりガン、そして東京五輪への闘いの最中に目の当たりにする驚くべき事実の数々。
覚悟を決めた元首相が全てを綴った壮絶な一冊。
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