ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯
生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺したフィンセント・ファン・ゴッホ。
映画「炎の人ゴッホ」の影響もあり不遇をかこった狂気の天才という印象が強く、死後高騰し続ける作品は、今では時に百億円を超える金額で取引され、センセーショナルに語られることが多い。
だが真の姿は写実絵画から浮世絵、空想画と新しい描法を研究し独自の様式を追い続けた努力の人。
またラテン語とフランス語を巧みに操る語学の才をもち、弟宛の膨大な手紙は「告白文学の傑作」として読み継がれている。
新たな「人間・ゴッホ」像に迫る。
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