老いの落とし穴
働き盛りの人にとって、自分の老後は常に他人事だ。
自分に老後は永遠に来ない、仮に老いたら、その時はピンピンコロリだ……なんて甘い考えは通用しない。
気づいたら寝たきりになり、自分の望みは一切叶えられず、「こんなはずじゃなかった」と後悔する。
では、それらを避けるにはどうすればいいのか。
「〈子沢山だから老後は安泰〉は大間違い」「世間の物差しで生きると、死に際に後悔する」「人は最後に本音を残す」「老後は人生の総決算」「老いを先取りする」等々、老親を介護し、看取った著者が、その経験から後悔しない老後の迎え方を徹底論考する。
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