「明日死ぬとして、やり残したことはないか」?そう問われて戸惑わない人はいないだろう。<br />だが84歳の著者は自信をもって「ない」と言えるし、死という未知なる体験が楽しみですらあるという。<br />どうすれば、そんな境地に達することができるのか? 本書では著者が日頃から実践し、明日死ぬと言われても穏やかに受け止められるという44のレッスンを初披露。<br />自らの死について考えることは、よりよく生きることにつながる、と納得できる一冊。<br />