探究する精神 職業としての基礎科学
自然界の真理の発見を目的とする基礎科学は、応用科学と比べて「役に立たない研究」と言われる。
しかし歴史上、人類に大きな恩恵をもたらした発見の多くが、一見すると役に立たない研究から生まれている。
そしてそのような真に価値ある研究の原動力となるのが、自分が面白いと思うことを真剣に考え抜く「探究心」だ――世界で活躍する物理学者が、少年時代の本との出会いから武者修行の日々、若手研究者の育成にも尽力する現在までの半生を振り返る。
これから学問を志す人、生涯学び続けたいすべての人に贈る一冊。
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