「ほうっておいても、あっという間にそのときは来る。<br />みんな同じように地上から消えて、思い出だけが残る。<br />だから、泥水を飲むような思いをしたり、甘い蜜を舐めたり、月を眺めたり、友達と笑いながらごはんを食べたりしてゆっくり歩こう」。<br />大切な友と愛犬、愛猫を看取り、悲しみの中で著者が見つけた人生の光とは。<br />心揺さぶる名エッセイ。<br />