若くして特攻隊に志願した時、人生は終わったと覚悟した。<br />終戦を迎えて生き残った時、残りの人生は余禄だと思った。<br />頬を切られた時、一生をヤクザで終わると腹を決めた――。<br />特攻隊、愚連隊、安藤組組長、そして映画俳優へと身を転じた安藤昇。<br />ハジキか女を抱いて寝るような、その破天荒な生き様をモノローグで描く圧巻のノンフィクションノベル!