ウェルカム!ビートルズ
ビートルズ来日をめぐる人間ドラマを丹念に描く感動のノンフィクション。
1966年のビートルズ来日公演、それは今になってみれば、奇跡的といえるものだった。
いったい誰が、どのようにしてビートルズを日本に呼ぶ計画を立てて、それを極秘裏に進めて成功に導いたのだろうか?――これは日本の経済復興の象徴だったリーディング・カンパニーの東芝電気と、その小さな子会社として生まれた東芝レコードにまつわる、歌と音楽とビジネスをめぐる物語である。
【著者】佐藤剛1952年岩手県盛岡市生まれ、宮城県仙台市育ち。
明治大学卒業後、音楽業界誌『ミュージック・ラボ』の編集と営業に携わる。
シンコーミュージックを経て、プロデューサーとして独立。
THE BOOM、ヒートウェイヴ、中村一義、由紀さおり、マルシア等、数多くのアーティストの作品やコンサートを手がける。
2015年、NPO法人ミュージックソムリエ協会会長に就任。
著書に『上を向いて歩こう』(岩波書店、小学館文庫)、『黄昏のビギンの物語』(小学館新書)、『美輪明宏と「ヨイトマケの唄」』など。
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