どっこい大田の工匠たち 町工場の最前線
伝統を受け継ぎ、いまの技に挑む、小さな工場の夢ある工匠たちの物語。
旋盤工としての現場感覚で町工場の実態を描き続けてきた作家の小関智弘さんが、大田区主催「大田の工匠100人」から16名を選び、彼らの人生哲学と優れた技をルポルタージュ。
日本産業の基礎を支える工匠達が切り開いた特異な人生の魅力ある生き方が胸に迫る。
【著者】小関智弘1933年、東京生まれ。
高校卒業後複数の町工場で五十年間、旋盤工として働くかたわら、作品を発表。
七五年に『粋な旋盤工』を発表後、工場街に生きる人間模様を描いて八一年に『大森界隈職人往来』で日本ノンフィクション賞を受賞する。
2003年科学技術普及啓発の功績で文部科学大臣賞を、2004年『職人学』で日経BPビズテック図書賞を受賞。
主な作品に『春は鉄までが匂った』『町工場・スーパーなものづくり』(以上、ちくま文庫)、『羽田浦地図〈新装版〉』(以上、現代書館)などがある。
更新中です。しばらくお待ちください。