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飯舘を掘る 天明の飢饉と福島原発 [電子改訂版]

飯舘村出身の新聞記者が、相馬藩の復興政策を克明に調査し、現代にも通用する施策を抽出。
福島原発事故により避難地域となった福島県飯舘村は、200年以上前の天明の飢饉で人口が37%も減少した歴史をもつ。
当時の相馬藩は、貧民救済・子育て支援などを施し、国禁を破って越後から多くの移民を受け入れていた。
それを導いたのは浄土真宗寺院の僧侶たちである。
今回の原発避難地域と天明の飢饉による避散地域は驚くほど重なっている。
飯舘村出身の新聞記者が、相馬藩の復興政策を克明に調査し、現代にも通用する施策を抽出していくという全く新しいアプローチが刺激的なノンフィクション。
【著者】佐藤昌明1955年、福島県飯舘村生まれ。
福島高校出身。
東北大学文学部卒。
河北新報記者。
著書『白神山地―森は蘇るか』(緑風出版)等。




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