伊丹万作とその系譜 異才たちの日本映画史
知的論客・伊丹とその周辺をめぐる人間模様『赤西蠣太』『無法松の一生』『国士無双』などの名作を産み出した映画作家・伊丹万作を軸に志賀直哉、小津安二郎、黒澤明、橋本忍、竹内浩三、野上照代、山田洋次ら、伊丹の周辺をめぐる人間模様を描きだす、異色の日本映画史。
【目次】第一章 竹内浩三「骨のうたう」--戦死二三歳第二章 西の竹内、東の野上照代第三章 竹内はなぜ伊丹万作の門を叩いたか第四章 伊丹から橋本忍へ第五章 黒澤明と映画人の戦争責任第六章 志賀直哉『赤西蠣太』の映画化第七章 志賀から小津安二郎へ第八章 山田洋次と伊丹『無法松の一生』、そして野上『母べえ』第九章 もうひとつの映画史【著者】吉村英夫1940年生、映画史研究者。
元愛知淑徳大学教授。
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