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ふたつの誕生日 移植ってわがままですか?

ひとつはこの世に生を受けた日、もうひとつの誕生日は臓器移植で命が救われた日、ドナーへ感謝をささげる日臓器移植が必要になっても移植はしない…自分が助かっても臓器を提供してくれた相手は自分のせいで死ぬから…そこまでして生きるのも虚しい…手術にすごい大金がかかるので親や周りに迷惑はかけられない……そう考えますか?海外で、国内で、臓器移植をおこなった8人の「その後(いま)」。
また、移植待機中に脳死となった4歳の女の子と、我が子からの臓器提供を前にしたときの家族の思い。
そして、移植している子どもたちは「もっと、わがままになっていい」と言う移植コーディネーター。
その心のうちが明かされる。
【目次】まえがき――’ボクチン’と’アタシ’――1部 ミッション0章 臓器移植者とその家族はどうしているのだろう1章 命について考えるようになったこととは2章 移植普及のため、できることはある?3章 共有されない体験2部 レッテル1章 移植後を第二の人生として2章 脳死移植はヘビー、生体移植のほうがライト?!3章 クールな傷だらけのヒーロー3部 タブー1章 善意と悪意の渦2章 悔いのない選択3章 「再」移植の重い扉4章 大切な人と命について語り合いたいあとがきにかえて 国際移植者組織トリオ・ジャパン会長 青山竜馬【著者】大谷邦郎大阪府堺市出身。
1984年、毎日放送入社。
2006年、JR福知山線脱線事故を徹底検証し民間放送連盟賞最優秀賞を、2007年には「第44回キ゛ャラクシー賞」のラジオ部門大賞を受賞。
2016年に毎日放送を早期退職。
「グッドニュース情報発信塾」を設立し現在に至る。
追手門学院大学「上方文化笑学センター」客員研究員。
NPO法人DDAC(発達障害をもつ大人の会)監事。




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