LIMITS 脱成長から生まれる自由
脱成長 vs. 人間の自由?ローマ・クラブ『成長の限界』レポートから50年。
資本主義の限界、地球の限界……。
気候変動とパンデミックのなか、「限界(LIMITS)」が再び議論の中心に現れた。
脱成長論を世界的にリードする研究者が説く、自由、民主主義、エコロジーの新たな思想。
解説 斎藤幸平+FEAST※本書は、大月書店刊『LIMITS――脱成長から生まれる自由』の電子書籍版です。
【目次】日本語版へのまえがき序章 なぜ限界を問うのか第1章 マルサスのどこが間違っているのか第2章 経済学――限界なき欠乏第3章 環境保護論者の限界第4章 限界の文化第5章 限界の限界エピローグ――限界の擁護解説(斎藤幸平+FEAST)【著者】ヨルゴス・カリス(Giorgos Kallis)1972年ギリシャ生まれ。
スペインのバルセロナ自治大学環境科学技術研究所ICREA教授。
専門はエコロジー経済学とポリティカル・エコロジー。
脱成長論を世界的にリードする研究者の一人。
日本語訳のある著書に、『なぜ、脱成長なのか――分断・格差・気候変動を乗り越える』(共著、NHK出版)がある。
小林舞1983年生まれ。
京都大学特定助教。
専門は環境社会学、農村社会学、アグロエコロジーの実践。
著書にZachum Feast Gochisou:Life around the Bhutanese plate(自費出版)ほか。
太田和彦1985年生まれ。
南山大学准教授。
専門は食農倫理学。
訳書にポール・B・トンプソン『〈土〉という精神』(農林統計出版)、『食農倫理学の長い旅』(勁草書房)ほか。
田村典江1975年生まれ。
事業構想大学院大学専任講師。
専門はコモンズ論、小規模な農林漁業の実践。
共編著に『人新世の脱〈健康〉』(昭和堂)、『タネとヒト』(農文協)ほか。
小林正佳1946年生まれ。
元・天理大学教授。
著書に『踊と身体の回路』(青弓社)、訳書にジェイムズ・プロセック『ウナギと人間』(築地書館)、ジェームズ・ヒューストン『北極で暮らした日々』(どうぶつ社)ほか。
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