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ネコたちの「看取りの心得」 幸せな最期を迎える50のヒント

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。
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高齢期における日常のお世話の仕方や病気のケア。
お別れの日が近づいたときに何をしてあげればよいのか、そして、悔いなく見送る為には…ネコとともに暮らす、すべての人が知っておきたいポイントを猫専門病院の獣医が教えます! 第1章 猫の寿命と高齢期第2章 高齢猫の日常のケア第3章 高齢猫の病気とケア第4章 看取りの日が近づいたときの準備第5章 最後を看取る猫を飼っている家族には一緒に暮らした猫の数だけドラマがあり、どの人もいろいろな思いや不安、そして何より猫と暮らす喜びを持って日々を過ごしています。
特に猫も高齢になってくると、若い活動的だったときとは明らかに違う、いわゆる「老い」を感じることが増えてきます。
動きにくくなった、寝てばかりいる、オモチャに反応しない、ごはんを前ほど喜んで食べないようになった などなど。
そして、いつかはお別れを強く意識するときがやってきます。
そのときをできるだけ後悔なく迎えるために、この本にはできるだけ具体的な情報や考え方を紹介しました。
しかし、どんなに準備をして、心構えをしても、今まで側にいた存在がいなくなることは、言葉にならない寂しさと喪失感をもたらします。
それは、人によって受け止め方が違い、ある人にとっては耐えられない苦痛になりますし、またある人は、一時は落ち込みながらも、人と話すことで癒されたり、新しい猫の家族を迎えたことで、精神的にも救われたりします。
死んでしまうのは悲しいからもう猫とは暮らさないのではなく、猫と楽しかった、豊かな思い出を大事にしてください。
そして可能であれば、また新しい家族と一緒に、別の楽しい思い出をたくさんつくっていただきたいと思います。
猫との生活は、人の心を豊かにし、優しい気持ちにしてくれます。
そんな人生の宝ものが得られた幸せを、改めて考えていただけたらと思います。
猫専門病院 Tokyo Cat Specialists院長 獣医 山本宗伸




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