とっておきの聖地巡礼 世界遺産「熊野古道」 歩いて楽しむ南紀の旅 改訂版
★ 歩いて楽しむ南紀の旅!★ 「神の宿る霊地」として2000年の歴史を有する、聖地が点在する「熊野三山エリア」を徹底ガイド。
★ 見どころや「無理なく歩けるコース」を詳述するほか、「四季折々の名所やお祭り情報、豆知識」も豊富に紹介!!◆◇◆ 本書について ◆◇◆世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の対象は、熊野信仰の中心地である熊野三山、修験道の拠点である吉野・大峯、真言密教の根本道場の高野山の三霊場です。
そして、熊野三山や霊場を結ぶ、参詣道である熊野古道が世界遺産を構成する要素となりました。
本書では、「紀伊山地の霊場と参詣道」のなかから、熊野古道22コースを厳選して紹介、さらに、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社・青岸渡寺、熊野古道伊勢路の伊勢神宮、紀伊路の紀三井寺などの社寺と、各コースの周辺にある温泉や宿、食事どころなどを掲載しています。
本書で取り上げました熊野古道歩きのコースは、都から上皇や貴族が熊野を目指した「中辺路」から7コース、伊勢神宮に詣でてから熊野を目指した「伊勢路」から4コース、紀伊半島の西南海岸を歩く「大辺地」から5コース、大阪から紀伊田辺までの「紀伊路」から3コース、高野山から熊野を目指す「小辺路」から3コース(修験道の道として大峯奥駈道1コース)を厳選しています。
熊野古道は、標高1000メートル以上の難路を歩く道もありますが、本書では登山経験がない普通の人たちが歩ける道を中心に取り上げています。
しかし、なかには6時間を要するコースや距離が短くても峠越えや石畳、階段の上り下りがきついコースもありますから、自分の体力に合ったコースを選択して下さい。
どのコースも公共交通機関の利用を前提にし、駅やバス停を起点、終点としています。
本書の特色として、各参詣路と各コースの起点、終点へのアクセス情報をできる限り詳しく紹介してあります。
各参詣路の「扉ページ」と各コースの「アクセス」を参照にして、熊野古道歩きのプランをたてて下さい。
本書を縁に多くの人が熊野古道に訪れることを願っています。
※ 本書は2013年発行の『とっておきの聖地巡礼 世界遺産「熊野古道」歩いて楽しむ南紀の旅』の改訂版です。
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