世界一高価な切手の物語 なぜ1セントの切手は950万ドルになったのか
1856年、英領ギアナで暴動が起こり、本国から切手が届かないことを恐れ、急場しのぎに地元の新聞社である切手が印刷された。
地元のみで使用され、そのまま忘れ去られたが、これがのちに1セント・マゼンタとして知られることになる切手であった。
発行から17年後、ある少年が廃屋でこの切手を発見。
以降、この冴えない見た目の切手の価値は、コレクターたちのあいだで跳ね上がっていく――。
なぜ、どのようにして、その切手はとてつもない価値を有するに至ったのか? 世界に一枚しかないとされる切手と、それをめぐる人々の数奇な運命と情熱を描く、傑作ノンフィクション!
更新中です。しばらくお待ちください。