文学論で著名なバフチンだが、じつは哲学、言語学、記号論等々をまたぐ領域横断的な知のあり方が本領。<br />その巨大な知の全体像をあますところなく描く最良の入門書。<br />平凡社新書『バフチン――カーニヴァル・対話・笑い』(2011年刊)の増補版。<br />