陸軍中野学校 ──「秘密工作員」養成機関の実像
インテリジェンス教育を行う日本初の専門機関、陸軍中野学校。
一九四〇年に誕生し、敗戦とともに消滅する。
二千三百余名を数える卒業生は、中国大陸や南方アジアの戦地へ送られ、諜報活動、ゲリラ工作などに従事し、命を落とす者も少なくなかった。
秘密戦工作のこの壮大な実験は、いまだ全貌が明らかになっていない。
公文書をはじめ、新たに発見された資料を用いてその実像に迫り、歴史的意義を検証する。
陸軍中野学校に関する最良の研究書である。
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