【シリーズ】ケアを考える
人生の最終段階においては、医療の選択をするのが難しい。
最先端の治療が必ずしも患者本人の価値観に沿うとは限らないからだ。
ゆえに、家族も悩み、揺れる。
患者を大切に思うからこそ、ケアの現場は混乱を深めることになる。
本書では、日本老年医学会で臨床倫理を牽引する著者が、医療・ケアの現場を丹念に調査し、医療者、患者、家族の苦悩をすくいあげ、人生の最終段階における医療はどうあるべきか、その考え方を示す。
老年医学と臨床倫理の知見を踏まえつつ、超高齢社会における医療とケアの役割を整理する。
更新中です。しばらくお待ちください。