現代数学概論
抽象的で初学者にはとっつきにくい「現代数学」。
そこではどのような世界が広がり、どのようなことが考えられているのだろうか。
「集合」「写像とグラフ」「群論」「数学的構造」といった基本的概念を手掛かりに、数学を徹底的に対象化・客観化し、‘外’から見たその姿を語る入門書。
本書はユニークな内容・構成と平易な解説で、数学とは何か? その組み立ては? それらの問いに答えるいわば現代数学の地図である。
数学基礎論を専門とする著者らしく、後半は論理や計算機科学の話題が展開される。
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