1960年代末、マンガ、映画、演劇、アート、さまざまな表現分野で変革の波が起きていた。<br />その中心にあった、白土三平「カムイ伝」連載の『月刊漫画ガロ』編集部に本書著者は転職する。<br />そして、長井勝一編集長のもと、つげ義春「ねじ式」、滝田ゆう「寺島町奇譚」誕生の瞬間、林静一、佐々木マキらのデビューの場に立ち会う。<br />その後、北冬書房を設立し今も活動は続く。<br />巻末対談、つげ正助