著者はみずから手を動かし、創作活動を行なっている木工作家。<br />作り手としての経験に裏打ちされた文章で、生活工芸――私たちの暮らしによりそう器について考えています。<br />生活工芸の持つ性質や特徴を9つのキーワードで論考、ときには他の作家たちに取材・対談し、生活工芸の輪郭が浮き彫りにする一冊。<br />現在のうつわブームの底に流れる作家たちの想いをすくいとります。<br />