かつての極端な貧困を克服して、現代日本の音楽はどのように、世界的水準を獲得するまでに至ったのか。<br />創造こそ芸術の生命とする立場に立ちつつ、時には嘆き時には悲憤慷慨しながら、自ら関わってきた同時代の音楽の足どりと達成を、内側から証言する。<br />資料としての価値も高い記録的回想の書。<br />詳細年表を付す。<br />