歴史上、多くの戦争が自衛意識から始まった。<br />ナチス最高幹部だったヘルマン・ゲーリングは「戦争を起こすことはそれほど難しくない」と述べている。<br />「国民に対し、我々は攻撃されかけているのだと危機感をあおり、平和主義者には愛国心が欠けていると非難すればいい」と。<br />安倍政権は危機を誇張して「抑止力」や「自衛」の必要性を訴えている。<br />「集団化」が加速するこの国は、その意味を深く考えないまま流されてしまうのか。<br />