「14歳で変わり、15歳で風俗の世界に飛びこんでくる。<br />もう手のつけようがない」――いとも簡単に援助交際に走る少女たち。<br />救うべき親もまた、何も言えず放任のまま。<br />帰るべき家庭はなく、身を売ることで自分を消す少女たち。<br />その生態を明かす。<br />家族の崩壊と揺れる性を綿密に追う著者最後の渾身のルポ。<br />「帰る家庭もなく、身を売る私たち。<br />でも死なないわ。<br />諦めないわ」という、援助交際する少女たち、 14歳のホンネと生態。<br />