いまも聞こえる君の声に励まされ、勇気をもらって、僕はこうして生きている――京都大学iPS研究所所長・山中伸弥氏の言葉です。<br />山中氏をはじめとする15人の友が、天才ラガーマン・平尾誠二と過ごした人生の宝物のような日々、そして、いま平尾が語りかけてくることを綴ります。<br />平尾誠二は、いまも人々の心の中で生きているのです。<br />涙なしには読めない、喪失と再生の15の物語――なぜ君といると、あんなに楽しかったのだろう。<br />そして、平尾誠二とワールドカップを見たかった‥‥。<br />