日本人と山の宗教
日本各地には「霊山」と呼ばれる、信仰の対象になっている山が数多くあります。
そしてその山を信仰を対象とする、仏教とも神道ともつかない独特の宗教体系が、それぞれの地域で発展してきました。
その形態は世界の宗教誌においても非常にユニークな位置を占めています。
近年「山ガール」という新語まで誕生したように、日本人の山への愛着には非常に深いものがあります。
しかしなぜ、日本人はこんなにも山が好きなのでしょうか、そのルーツはどこにあるのでしょうか? 本書は、日本人と山の「つきあい」の歴史をこれまでにない視点から辿る、ユニークな「山と人との宗教誌」です。
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