大学時代までラグビーをやっていた山中伸弥は、平尾誠二にずっと憧れ続けていた。<br />ついに叶った対面。<br />友情を温める二人を襲ったのが、平尾誠二のガンという悲劇だった。<br />山中が平尾の闘病に寄り添っていたという事実は、生前はほとんど知られていなかった。<br />本書は、その二人の出会いから死別までを追う、感動のノンフィクションである。<br />