世界は「e」でできている オイラーが見出した神出鬼没の超越数
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この奇妙な数のことを、人類はどこまで理解しているのかーー。
●悪徳高利貸が1年を無限に分割して瞬間ごとに利子をとると、元利合計はどうなる?●当たる確率が1/nのくじをn回引いたとき、それでも全部はずれる確率は?●「理想の結婚相手と結婚できる戦略」を用いたとき、理想の相手と結婚できる確率は?「やつ」はどうして、こんなにあちこちに顔を出すのか?はるか昔から、洋の東西を問わず、不思議な性質をもつその数は知る人ぞ知る存在だった。
やがて天才オイラーがその数の本質を見抜き、「宝石」ともいわれる奇跡的な数式を完成させた!人類がほとんど何もわかっていない超越数のなかで「π」とともにかろうじて知られてきた「e」、指数関数から複雑系にまで存在感を示し、代数と幾何の垣根さえも軽々と超えてしまう、その摩訶不思議な魅力を堪能して、数学の面白さを再発見しよう!本書の目次第1章 人間の脳を裏切る指数関数第2章 高利貸の究極の夢第3章 eが登場する3題噺第4章 e^xの微分第5章 この世では見えない愛の絆第6章 数学界の5人の戦士
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