現代マクロ経済学(現代経済学選書)
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マクロ経済学はその姿を一変させ、今や新古典派理論の全盛となり、アメリカを中心とする学界もそれを「進歩」として支持する。
著者はこれに断固として反対し、過去二五年間のマクロ経済学を批判的に検討し、理論の基礎をケインズの天才が見抜いた需要不足(=有効需要)に据えて、新しいマクロ経済学を試みる。
中級レベルの学習のための道先案内を務める本書を通して、読者は実際的で豊かな可能性に満ちたマクロ経済学を見出すに違いない。
【目次より】まえがき図表一覧序論1 マクロ経済学の「新古典派化」2 「新しい」ケインズ経済学3 新しいマクロ経済学を求めて景気循環の理論1 Ramseyモデル2 リアル・ピジネス・サイクル理論3 ケインズ的アプローチ4 金融政策と景気循環経済成長論1 Old Growth Theory2 New Growth Theory 内生的成長モデル3 経済格差の縮小新しいマクロ経済学1 価格と数量2 生産要素の「不完全雇用」と生産性の部門間不均等3 ルイス・モデル4 需要と経済成長5 残された課題 オープン・エンドTFPと技術進歩の需要創出効果 技術進歩はいかにして生み出されるのか 技術進歩と不完全雇用4章付論文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。
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