すらすら読める 正法眼蔵
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キイ・ワードは「身心脱落」――道元は、釈迦の正法を正しく読み取る智慧を、弟子たちや後世のわれわれに教えようとしました。
それが『正法眼蔵』です。
総ルビつき原文 著者オリジナル現代語訳つき。
●仏道をならふといふは、自己をならふ也。
自己をならふといふは、自己をわするるなり。
角砂糖を湯の中に入れると、角砂糖は溶けてしまいます。
しかし、角砂糖がなくなったのではありません。
ただ溶けてしまったのです。
――わたしたちは自分・自己に執着しています。
その執着した自我意識の状態が角砂糖なんです。
そして、この角砂糖が溶けてしまった状態が「身心脱落」であり、それを道元は別の言葉で’忘れる’と表現しました。
――<本文より>
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