あなたの隣の放射能汚染ゴミ
福島第一原発の事故で放出された放射性物質の総量は、ヨウ素換算値で約90京ベクレル。
途方もない量が海や陸へ降り注ぎ、「放射能汚染ゴミ」となった。
本書では、これらのゴミが、どこにどのような状態で存在するのかを調査した。
そこで明らかになったのは、我々のすぐ身近な場所で、驚くほどずさんに処理・保管されている実態だった。
一方、この放射能汚染ゴミが今、道路建設などの公共事業で地下に埋められようとしている。
そうなれば日本中に放射性廃棄物がバラ撒かれ、史上類を見ない公害に発展する可能性がある。
なぜこのようなことになったのか。
その真相に迫る。
【目次】はじめに/第一章 すでに隣にある放射能汚染ゴミ/第二章 放射能汚染ゴミのずさんな管理/第三章 誰が「八〇〇〇ベクレル」を持ち出したのか?/第四章 密室で決められた放射能汚染ゴミの再利用法/第五章 それでも放射能汚染ゴミを公共事業で使うのか?/おわりに
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