永六輔の伝言 僕が愛した「芸と反骨」
中学生のときにラジオ番組に投稿を始め、放送作家への道を歩み始めた永六輔は、やがて戦後放送文化のトップランナーとして新しい時代の価値を次々と生み出していく。
その道程で出会い、学び、繋ぎ、そして見送ってきた多くの先輩や仲間たち。
渥美清、三木鶏郎、小沢昭一、野坂昭如、中村八大、いずみたく、三国連太郎、美空ひばり、井上ひさし……皆に共通していたのは、自由と平和への希求、そして反骨の心意気だった。
半世紀にわたり永に伴奏してきた盟友・矢崎泰久が本人に成り代わって活写した、永六輔と彼らの熱い交わり。
それは、不透明な時代を生きる私たちに知恵と勇気をくれる「昭和からの伝言」である。
【目次】まえがき/第一章 青春の出会い/第二章 三木鶏郎の伝説/第三章 規格外れの先輩たち/第四章 中村八大の才能/第五章 昭和の歌い手/第六章 「中年御三家」の反戦/第七章 昭和の知性/あとがき/参考資料
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