名門校「武蔵」で教える東大合格より大事なこと
校内の一等地にやぎがいる。
英語の授業で図画工作。
おまけに、きのこを見つけたら成績が上がる!? 時代が急速に変わりゆく中、恐ろしいほどのマイペースさで独特の教育哲学を守り続ける名門進学校がある。
それが本書の舞台、私立武蔵中学高等学校だ。
ときに理解不能と評されることもある、武蔵の教育が目指しているものとはいったい何なのか……。
斬新な視点から数々の学校や塾を論じてきた気鋭の教育ジャーナリストが「学校とは何か?」「教育とは何か?」に迫る、笑撃の「学校ルポルタージュ」。
【目次】はじめに/第一章 「ひつじ」になるな「やぎ」になれ!/第二章 目指しているのは‘モヤモヤ’を残す授業/第三章 大学受験期に優秀生を海外で一人旅させる/第四章 小惑星探査機「はやぶさ」を生んだ天文台/第五章 現実離れした極論をぶつけ合え!/第六章 時が経つほどに沁みる武蔵の価値/第七章 校長は芸大出身/おわりに/参考文献
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