共感のレッスン 超情報化社会を生きる
私たちは、かつてないほど「情報」に取り囲まれて生きている。
LINEやTwitterが日常になり、コミュニケーションの有りようは劇的に変化した。
さまざまな個人情報が、本人が自覚することなくネットを通じて集積され、それによって人が無意識のうちに規定される事態さえ生じている。
だが、それで私たちは豊かになっているのだろうか。
情報に取り囲まれることで、却って人が孤絶する事態が生じているのではないか? 人類学や生命科学などの知見を踏まえ、身体性に基づいた「共感の知」の必要性を説き、コミュニケーションの本質を論じる刺激的な対談。
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